2021年1月16日(土)にKCFM新年会を開催したので報告します。プログラムは以下のとおり。
1,開会のあいさつ(高木 幸夫PG責任者)
2,卒業年専攻医の発表
3,Retreat: 2020年の振り返りと2021年の方針作成
<専攻医発表会>
専攻医の発表は新年会恒例で、例年はポートフォリオ発表会の予演会をすることが多いのですが、今年はそれぞれが好きなテーマで発表してくれました。
①大庭 まり子先生:今年5月に開催予定のPC連合学会の演題にエントリーした転倒転落についての研究について発表してくれました。点滴が転倒転落に寄与するか、という着目点が素晴らしい内容でした。
②前川 高洋先生:ユニークなキャリアを持つ彼が総合診療医を目指した背景と、3年間の研修を終えてたどり着いた総合診療医としての境地について発表してくれました。
③山田 美登里先生:昨年取り組まれた地域診断について発表してくれました。今回得た知見を今後どのように地域に活かしていくかについて議論しました。
<Retreat>
恒例のRetreatでは、20年の振り返りと21年の方針作成を実施しました。予定よりも議論が紛糾し、大幅に予定時間を超過してしましたが、良い議論をすることができました。20年はコロナでいろいろな企画が中止になりましたが、専攻医はいろいろな課題に向き合い、多くの人の助けを借りながら着実に成長している様子が感じられ、私自身元気がでました。2021年がこの専攻医たちやKCFMにとっても良い年になることを願ってやみません。
文責:玉木 千里