京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

施設紹介・各地域の医療の特徴

上京診療所

上京診療所

上京診療所は、上京区にある無床診療所でKCFMの基幹施設です。この地域は西陣と呼ばれ、古き良き京町家がたくさんあり、路地に入ると西陣織の機織りの音が聞こえ、風情がある地域を毎日の訪問診療で巡ることができます。患者層としては高齢者の方が多いですが、隣に小学校もある関係で子供も受診しますし、この地域で貧困など社会的に弱い立場の方も積極的にサポートしています。 診療所では、外来・在宅診療の他に、内視鏡などの健診活動や訪問/外来リハビリなども行っています。オフィスも多職種合同で垣根のなく一緒に仕事ができ、多職種での活動もたくさんしています!

https://kyoto-hokenkai.or.jp/kamigyo/

仁和診療所

仁和診療所

仁和診療所は、学問の神様、北野天満宮に近く「西陣」と言われる地にあります。70年前この地域での生活と健康を守ろうと人々が50円100円とお金を出し合い民家を間借りして開設され、35年前に現在の診療所が建設されました。地域に暮らす人々の生活と健康を守り身近で頼りになる存在となるため、医療提供だけでなく健康増進活動の一環として地域を対象に健康塾や地下体育館を活用しての体操教室を開いています。また診療所内での医師、看護師、事務職員の多職種チームでの情報共有と活動を重視し、連日のケースカンファレンスを土台に病診連携、診診連携、地域介護関連事所との連携を進めています。

https://kyoto-hokenkai.or.jp/ninna/

ふくちやま協立診療所

ふくちやま協立診療所

福知山市の綾部市寄りにある商業地のテナントにあります。院内には、友の会の方の見事な作品が展示され、癒やされます。当地域は、日本海、京阪神の中間地点にあり、それぞれ約1時間で豊かな自然、グルメと都市部にアクセス可能です。当地域は在宅医が少ないため、無医地区の訪問診療は片道30分ほどかかることもあります。在宅療養支援診療所として在宅ホスピス緩和ケアを提供しています。外来診療では、かかりつけ医ものわすれ外来を開設し、ものわすれ学ぼう会、認知症カフェも開催しています。電子カルテとファイリングソフト(RSBase)を活用して、効率的なケア、スムースな病診・診診連携ができます。通所リハビリテーション事業と隣に訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所が併設されており、スムースな多職種連携で患者さん、家族が穏やかに過ごせる支援をしています。また、地域にある福知山健康友の会とも協働して安心して住み続けられる町づくりに貢献することを目指しています。

https://kyoto-hokenkai.or.jp/fukuchiyama/

仁和診療所

たんご協立診療所

丹後地域は、自然が豊かで、風光明媚な観光スポット、温泉は数多く、お米、野菜、お魚、蟹がとても美味しいところです。一方で、過疎・高齢化が進み、医療や介護体制の不足も深刻です。たんご協立診療所は小さな事業所ですが、地域の皆さんと様々な医療機関、介護施設、行政等を結ぶ架け橋になっています。そして、いざ困ったときに、頼られる医療機関になることをめざしています。外来、予防接種、訪問診療と地域のニーズに応じた医療活動を展開しています。近くにある訪問看護ステーションとの緊密な連携で在宅療養患者さんのケアを行っています。在宅看取りをされた家族の会開催などグリーフケアも行っています。今後は、在宅介護の会への発展も計画しています。

https://kyoto-hokenkai.or.jp/tango/

こうせい駅前診療所

こうせい駅前診療所

京都駅から電車で40分。 多くの住民さんと共に2013年4月に開設しました。医師会や行政、さまざまな方と共に、地域の健康を守る最前線として活躍中です。 【外来診療】看護問診を中心に、多職種・家庭医の強みを活かした外来を行っています。 【予防医療】健康診断だけでなく、0歳からのワクチンも行っています。 【在宅医療】湖南市唯一の在宅支援診療所、管理件数80件、年間15名ほどのお看取り 【病児保育】安心して働き続ける環境を提供します、市の委託です。訪問看護ステーション、居宅介護事業所もあります。 滋賀医科大学の学生も多く来ていただき、地域医療・家庭医療の魅力を発信しています。 生協活動も盛んで、隣の生協ホールでは、毎日様々な活動が行われて、多くの班会(組合員さん集まってのお茶、健康チェックなど)もあります。地域のお祭りにも数多く参加して、健康相談、健康チェックを行っています。住民からつくる健康を支援しています。

http://www.shiga-mcoop.jp/kousei/

京都民医連中央病院

京都民医連中央病院

当院は2019年11月に新築移転いたしました。京都市内では10番目の規模の411床の病棟を有します。地域医療を支援する急性期教育病棟であり、リハビリ・終末期までを含めた切れ目のないプライマリ・ケアの実現に貢献することを使命としています。 古くから培われた各科、各分野、各職種の垣根の低い協働と患者中心指向を武器に、総合力を発揮し、「からだ」の治療から「こころ」「くらし」の課題まで積極的に取り組む、今や世界の潮流になりつつある、ヘルスプロモーションの概念を隅々まで巡らした研修病院です。豊富なフィールドで「一味違う」研修を通じて、これからの時代の医師に求められる重要なコンピテンシーを高めませんか。

https://kyoto-min-iren-c-hp.jp/

京都協立病院

京都協立病院

  • 京都協立病院(全99床:地域包括病床52床、回復期リハビリ病床47床)
  • 高齢者医療とリハビリの病院ですが、小児科外来の研修も可能です。予防-在宅-外来-入院の連続した場面で一人の患者に対して主治医として責任を持って継続的に関わることができるのが何よりの醍醐味です。そういう意味でも地域との距離感が診療所並に近しいです。
  • 医療リソースが少ないため、ある意味総合診療医の独壇場!?地域の方々が穏やかです。美しい自然に囲まれ心が癒やされます。

https://www.kyoto-kyoritsu.org/

京都民医連あすかい病院

京都民医連あすかい病院

京都市左京区の165床の病院です。京都大学が近く、学生さんや外国人が多く活気に満ちたエリアにあります。高齢や多疾患などの身体的問題、独居や貧困など社会的問題を抱えた患者さんが多く、看護師、MSW、ケアマネなど多職種と連携した医療を展開しています。訪問診療、緩和、リハビリ、精神科なども多く学ぶことができます。入院前・中・後と1人の患者さんの人生に継続的な研修ができ、総合診療医としての力をつけることができます。

https://www.shinwakai-min.com/kyoto2hp/