本日のレジデントデイは7名参加で、近況報告の後、ポートフォリオの症例検討を行いました。近況報告では、初めて外来を担当して処方調整やコミュニケーションに戸惑った話、プライマリ・ケア連合学会で名古屋に行く話、裏山からたけのこが30本も採れたり、愛犬が18歳（！）になった話などが出ました。
ポートフォリオの症例検討では、前医で振戦と診断されクロナゼパムを処方されていた90代女性が同剤の中止後にてんかん発作を起こした症例が提示され、皆で振戦やてんかんの定義・分類・鑑別を学習しました。また、末期肺癌の80代男性を家族が自宅で看取ろうとしたが、せん妄のコントロールが難しく病院での看取りに変更せざるを得ず、家族にとって後悔の残る結果となってしまった症例も提示されました。レジデントデイでは、ポートフォリオになりそうな症例を専攻医が提示して、みんなであれこれ検討しながらポートフォリオの道筋を見つけていく症例検討を行っています。
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