京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

研修振り返り+症例報告の検討(Wilson病)

 本日のレジデント・デイは8名参加で、研修の振り返り、SEEA、抄録検討会を行いました。
 近況報告としては、病状説明や患者教育のやり方が勉強になる歯科医院に通っている話、民医連の全医師集会に出たら思いがけず発表することになった話、家庭医療専門医試験の勉強を進めている話、ポートフォリオの修正を進めて提出の目処を付けた話、家でムカデに噛まれて引っ越した話、プライマリ・ケア連合学会近畿ブロックの幹事会に出た話、育休から復帰して子育てと仕事の両立が大変という話、全医師集会で専攻医セミナーの活動報告のプレゼンテーションをした話などが出ました。
 研修の振り返りでは、発熱外来でスムーズに対応できるようになったこと、胸腔穿刺や皮膚疾患の診断がうまくいかなかったこと、ステロイドを長期に投与する際の予防的抗生剤投与について話題に上りました。SEEAでは、発熱外来での対応の仕方を事前に想定して準備しておくことの大切さについて振り返りました。抄録検討会では、先週に引き続き、Wilson病を疑った症例の抄録について皆で検討しました。通常診療でWilson病の方を診ることはまれですが、メンバーの抄録を通して勉強することで知識が広がり、大変ありがたいです。
 来週はポートフォリオ検討会・症例検討会の予定です。宜しくお願いします!

キーワード:レジデント・デイ、振り返り、SEEA、抄録検討、Wilson病
記事作成者:細尾真奈美