今週のレジデントデイは4名で、近況報告の後、レジデントの先生方のSEEAと振り返りを行いました。
SEEAの方では、若い神経難病の患者さんの年末年始の在宅生活を実現し、食べたいものリストをクリアできたお話や、家族へのケアの視点などの話題がでました。また、施設から入院された患者さんの施設への退院期日が迫っている中、診断に難渋して最終的には円満に施設退院できたが、必要な検査はためらわずに早めに行うべきだったという自戒を込めた共有もありました。
振り返りでは、先日行われた京都家庭医療学センター独自のMCQと、インターネットを使用したCSAの試験について、その試験勉強の中でみつかった自己課題などのお話がでました。私も過去に受験しましたが（KCFMの卒業要件の１つなのです）、日本プライマリ・ケア連合学会の家庭医療専門医試験に準じたような内容でもあり、本番に緊張しすぎないための予行練習にもなり、とても助かった記憶があります。指導医の先生方は準備も大変かと思いますが、専攻医としてはとてもありがたい試験対策です。
また、入院中の患者さんの情報整理を早めに、こまめに行うことが患者さんのためにも、自分の情報整理のためにも良いよ、という話題などもあがりました。
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文責：横山加奈子