新年初のレジデント・デイは、岡山から2年目研修医のゲストを迎えて、6名の参加で、研修の振り返りとSEEA(Significant Emotional Event Analysis)を行いました。
研修の振り返りでは、年末年始を挟んでのプライベートなことや、年度終了まであと3ヶ月となり修了に向けての課題のことなどを共有しました。
SEEAでは、ため込み症から生活困難に陥って入院していた患者さんが、様々な援助を拒否して、環境整備もできないまま元の住居に帰っていかざるを得なかった無力感について意見交換をしました。ため込み症やゴミ屋敷については、本人の拒否や、制度・費用の問題などもあり、なかなか普遍的な解決策がありませんが、チームで粘り強く信頼関係を構築しながら、個別的に解決策を作り出していく必要がありそうですね。
来週は、ジャーナル・クラブの予定です。
キーワード:レジデント・デイ、Significant Emotional Event Analysis、ため込み症
記事作成者:高木幸夫