京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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ポートフォリオ入門レクチャー①・緩和ケア症例相談

ポートフォリオ入門レクチャー資料。「包括的統合アプローチ」、「多疾患併存状態」、「患者の複雑性」についてのレクチャーです。
ポートフォリオ入門レクチャー資料

 本日のレジデント・デイは3名参加で、メインは新専攻医に向けたポートフォリオのレクチャーと症例検討(@緩和ケア病棟)を行いました。
 近況報告としては、インカメラが壊れてしまった話、本棚の注文を間違えて天井につっかえた話、最近読んだ本の話などが出ました。本の内容の紹介から、人間の寿命が100歳まで伸びた世界で、どのようにキャリアを積み重ねていくか……という気が遠くなるような話にまで発展しました。
 ポートフォリオのレクチャーでは、ポートフォリオの概要だけでなく、「包括的統合アプローチ」や「多疾患併存状態」、「患者の複雑性」など基本的な理論や考え方を説明していただきました。
 症例検討では、専攻医が緩和ケア病棟で経験した症例が紹介されました。症例を元に、患者本人と家族の希望に沿った看取りをどのように提供するか、どのように患者家族の心理的負担を減らしていくか、話し合いました。
 来週は、引き続きポートフォリオに沿ったレクチャーと症例検討を予定しています。症例検討から新たな学習テーマを引き出していければ……とも考えています。来週もどうぞよろしくお願いします。

キーワード:ポートフォリオ、包括的統合アプローチ、多疾患併存状態、患者の複雑性、レジデント・デイ、緩和ケア、症例検討
記事作成者:細尾真奈美