京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

レジデントデイ_患者中心の医療PF検討+子育て相談(魔の2歳児)

 今日のレジデントデイは3名で行いました。
 ポートフォリオ検討では、山田が患者中心の医療のポートフォリオ(PF)について検討しました。本症例は、2020/4月〜12月の間レジデントデイで相談し続けた思い入れの強い症例です。COVID19での自粛生活によりADLが低下した80代の男性が、全く終末期の状態ではないにもかかわらず「もう人生の終末期だ。モルヒネとかを使って緩和ケアをして逝かせてくれ。」と突然主治医に話すところから始まります。主治医としては患者さんの言葉の奥の真意がわからず困惑しますが、そこで患者中心の医療(PCCM)を用いることで患者さんへの理解を深め、紆余曲折ありながら最後は一緒に共通の理解基盤に立ち治療目標を一致させることができました。なかなかA4二枚に収めるのがしんどいですが、頑張ります!
 その後、2歳児の子育て悩み相談会もしました。中野専攻医より「1日5分で親子関係が変わる!育児が楽になる!PCITから学ぶ子育て」という本を紹介してもらい、Do アプローチ(子供の行動を言葉で説明する、一緒に遊ぶのを楽しむ(最初は演技でも良い)など)を教えてもらいました。「癇癪を起こすのは親の注目を集めるためかも?」という指摘も受け、今後は「癇癪を起こしていない時間に敢えてしっかり子供に注目・関心をむける」ことを意識してみる方針となりました。
 ポートフォリオの相談で始まったと思ったら子育ての相談まで・・・なんでも話せる場があるのはありがたいです。もうすぐ3月なことに恐怖を覚えますが、ポートフォリオの追い込み頑張りましょう!!

キーワード:レジデントデイ、患者中心の医療、PCCM、子育て、イヤイヤ期、2歳児
記事作成者:山田美登里