京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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レジデントデイ_研修の悩み相談+高齢者PF検討

 今回のレジデントデイは、4名でポートフォリオ検討と研修の悩み相談会をしました。
 ポートフォリオ検討では、高齢者のPF候補の2症例について山田が相談しました。最終的には、COVID19により人との交流がなくなることでフレイルに陥っていた80代の高齢女性で、診療所の多職種で介入したことで本人が抱いていた孤独感がなくなり、ADL改善と元気でいる気力を取り戻した症例で書いてみることになりました。どんなポートフォリオになるか楽しみです!
 その後、研修の悩み相談会をしました。今後、上級医にすぐ相談できない環境になる専攻医もおり、それに向けて上級医に相談できる今から「常に自分でアセスメント・プランまで考えてから相談する姿勢」が大事ではないか?という話になりました。主治医として責任を持って決断していく力が付くまでの期間はしんどいものですが、医師としての成長に必要なプロセスだと再認識させられました。自分も反省して日々精進していこうと思いました。
 ここで、ポートフォリオの相談から日々の悩み・モヤモヤを気兼ねなく話せることがとてもありがたく研修にも不可欠だと感じます。年度末の研修の追い込み、頑張りましょう!!

キーワード:レジデントデイ、高齢者、研修、プリセプター、プリセプティー
記事作成者:山田美登里