京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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ポートフォリオ検討と、輪読会で「生物心理社会的アプローチ」を学ぶ!

 今週のレジデント・デイは、ポートフォリオの提示と輪読会で読み合わせを行いました。
 ポートフォリオは「地域志向アプローチ」をテーマに、中山間地域の研修中に行った地域住民と消防署職員と医療従事者間で行った地域フォーラムでのACPに関するパネル・ディスカッションを題材にしたものでした。まとめ方やさらなる改善計画についてのアドバイスをもらえ、それを活かして、より良く仕上げていければと考えています。
 輪読会では、生物心理社会的アプローチについて学習しました。ありがちなケースなどから心理面を重視する意義、臨床実践する枠組みについて学びました。その中でも、「生物心理社会的アプローチでは医師もシステムの一部になっており、完全な観察者には成り得ないために、医師自身が自覚すること」、「生物心理社会的な要因とその関わり合いを明らかにし、実際的には優先度と重要度をつけた焦点を当てること」など印象的でありました。これらのことを活かして、日々の診療を重ねていきたいと感じました。

キーワード:#レジデント・デイ、#輪読会、#ポートフォリオ、#地域志向アプローチ、#生物心理社会的アプローチ

記事作成者:山本侑吾