京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

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振り返り・SEEA:家庭医療学/病状説明と意思決定支援の難しさ

 本日のレジデント・デイは5名参加で4月の研修の振り返り・SEEAを行い、家庭医療の学び・患者さん/ご家族への病状説明や意思決定支援の難しさが話題にあがりました。
 詳細としては、患者さんから生命予後を訊ねられた時にどう答えてよいかわからず戸惑った話、指導医に言われた家庭医療の専門用語がわからず恥ずかしかった話、患者さんに厳しい病状の話をする時に配慮が足りず反省した話などが出ました。中でも、意思疎通の難しい患者さんの治療方針について相談する時に、家族に本人の意思を代弁してもらうつもりが本人ではなく家族の希望になってしまう、声の大きい人・言葉の強い人が状況を引っ張りがちになってしまうなどのエピソードが印象に残りました。
 このように、日常の診療で困ったこと、戸惑ったことをレジデント・デイで安心して相談できるのは、本当にありがたいことだと思います。さて来週は、ポートフォリオ学習会と症例検討を予定しています。来週もどうぞよろしくお願いします。
キーワード:レジデント・デイ、振り返り、SEEA、ポートフォリオ、意思決定支援、困りごと相談
記事作成者:細尾真奈美