京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

ポートフォリオ検討で家庭医として成長

本日のレジデントデイは7名参加でした。
15時から、家庭医療の輪読会があり、「家庭医療における『家族』」を学習しました。家族メンバーみんな診ますよ、という家族の意味と、コンテクストとしての家族の意味を含んだ「家庭医療」の専門性があり、ツールとしての家族図を使うことにより、患者の状況がより深く理解できることを学習しました。
その後、近況報告があり、ポートフォリオ検討を行いました。
ポートフォリオ検討では、プライマリ・ケア学会近畿地方会の発表事例の検討、家族と本人の希望が一致しない事例へのアプローチ方法の検討、肺癌終末期での対応についての振り返りなどを検討しました。様々な視点からの意見があり、ポートフォリオが深まりました。
ポートフォリオ検討では、途中経過的なものを検討し、それが実臨床に反映されてより深まったポートフォリオになっていくというプロセスが、家庭医としての成長にもつながります。それができるレジデント・デイは貴重な時間だと再認識しました。
次回は、SEEAとポートフォリオ検討を行う予定です。

キーワード:#レジデント・デイ #ポートフォリオ