今日は、ポートフォリオ勉強会でした。
今年修了された山本先生から『患者中心の医療(PCCM)』についてミニレクチャーをしていただきました。PCCMは必ずしも患者のニーズに応える医療ではなく、医療者と患者とが協働して健康問題に取り組んでいく概念だと学びました。その過程で、‘かきかえ’を通じて患者の病い体験を把握することは有効で、病い体験(Illness)・疾病(Disease)・健康観(Health)を統合することが重要だそうです。
レクチャーを受けた上で、専攻医よりPC学会のポートフォリオ発表会で発表する予定の症例を共有し、ポートフォリオにまとめるためのフィードバックを頂きました。ポートフォリオで何にフォーカスを当てるか明確にすること、事例の記述と考察とが混同しないように整理することなど、色々なアドバイスを頂きました。発表会にむけて少しずつ書き進めていきたいです。
次週も、ポートフォリオについての話し合いの続きをする予定です。