京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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Review of Automated Insulin Delivery(AID) Systems for Type 1 Diabetes and Associated Time in Range Outcomes

touchREVIEWS in Endocrinology. 2022; 18(1):27–34. 

 自動インスリン投与 (AID) システムは、1 型糖尿病 (T1DM) の管理において重要な役割を果たす。これらのシステムには、持続血糖モニター (CGM)、インスリンポンプ、および CGMの血糖測定値に基づいて注入量を調整するアルゴリズムの3つのコンポーネントが含まれる。

 それらはまだ完全には自動化されておらず、ユーザーが食事時にボーラスインスリンを投与する必要がある。いくつかのAIDシステムは自動補正ボーラスを備えているが、多くは基礎インスリンまたはバックグラウンドでのインスリン調整のみしか備えていない。 CGMがより正確になり、技術が進化するにつれて、AIDシステムはより改善された血糖結果を示している。無作為対照試験および実世界研究におけるAIDシステムの臨床評価は、血糖管理を支援する上での有用性を示している。

 このレビューでは、米国で市販されているAIDシステムを比較し、T1DMにおいて血糖コントロールが基準範囲内に保たれている時間に特に焦点を当てて文献を要約した。このレビューでは、地平線上にある新しい AIDシステムについても説明し、個別化されたケアに関する考慮事項を検討した。

コメント: 持続血糖モニターとそれによるインスリン投与量の自動調節は、糖尿病コントロールにおけるブレイクスルーである。早晩、1型糖尿病患者には、精度の高い持続インスリンポンプが利用可能となるであろう。次の段階では、2型糖尿病患者でインスリン投与が必要な患者にも適用されるであろう。そうなると糖尿病専門医は必要でなくなるのか?