京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

総合診療専門医取得に向け、専行医頑張れ!!

 今日のレジデントデイは4名参加で、メインは3年総合診療専攻医の年間計画作成を行いました。
 総合診療専門医研修には、臨床場面評価(ビデオフィードバックも含む)、症例検討、多職種からの360°評価などで実務評価を行う必要があり、J-OSLERで内科症例提出も求められます。また使用する研修手帳にもよりますが、総合診療に求められる技能ごとにポートフォリオというレポート作成も必須です。ポートフォリオは該当する技能を身につける成長の軌跡を文書にまとめるものですが、最初は「どのような症例がどのポートフォリオの項目に該当するのか(複数該当も多々あります)」さえ分からないことが往々です。今日はそこを新家庭医専門医のルーブリック・総合診療専門医の研修手帳を見ながら、専攻医の先生と共に具体化していきました。ポートフォリオの種に気づいて、診療と並行してその種を育てていけるよう、レジデントデイではサポートしていきます。まずは、①現時点でとりあえずポートフォリオの各項目にどの症例が当てはまるか考えてみて、②それを指導医や先輩に見てもらって、③まずは月1の頻度でポートフォリオのたたき台を1症例作りレジデントデイで発表する を目標としました!応援しています!
 来週は、地域診断(地域アセスメント)のレクチャー、学会発表の症例報告の相談、症例検討を予定しています。よろしくお願いします!

キーワード: ビデオフィードバック、症例検討、360°評価、J-OSLER、総合診療専門医、ポートフォリオ
記事作成者:山田美登里