京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

第二回ジャーナルクラブ「女医が主治医になると入院中の死亡率や再入院率が下がる!」

 本日のレジデント・デイは、KCFMプログラムの見学の医師もお迎えして、6名で開催しました。前半は近況報告、後半は第2回ジャーナルクラブ「Comparison of Hospital Mortality and Readmission Rates for Medicare Patients Treated by Male vs Female Physicians」という論文を取り上げました。
 近況報告:いろんな一週間があります。私は、買っている犬が粗相したウンチをロボット掃除機が床に巻き広げてしまった悲劇からまだ回復しきれていません!(ロボット掃除機はお亡くなりになりました)
 ジャーナル・クラブ:「Comparison of Hospital Mortality and Readmission Rates for Medicare Patients Treated by Male vs Female Physicians(JAMA Intern Med. 2017;177(2):206-213.)」という論文をご存知でしょうか?「女性の医師が担当した患者さんのほうが、男性医師が担当するより30日後の死亡率と再入院率が良い」という論文です。分析では、200人担当するごとに1人の予後が改善するとのデーターですが、さて、その真相やいかに?
 ポートフォリオ検討:少し時間があったので「教育」ポートフォリオの検討をしました。院内でBLSとACLSの学びを行い、実際の救命場面での変化も引き起こせたとの内容でした。記述が長くなってしまうので、短縮化するのが課題ですね。
 来週は、3年目専攻医のポートフォリオの検討を予定しています。またも、ワイワイガヤガヤと楽しくやりましょう!

キーワード:レジデント・デイ、ジャーナルクラブ、女性医師
記事作成者:高木幸夫