京都家庭医療学センター

京都家庭医療学センター

Kyoto center for family medicine (KCFM)

センター長あいさつ

センター長 寺本 敬一

みなさん、こんにちは。
京都家庭医療学センターのホームページへようこそ。

2023/4から京都家庭医療学センター(KCFM)のセンター長に就任した寺本 敬一です。
小生は、京都府北部の舞鶴出身で、地域や地域医療に貢献したい思いで家庭医となりました。家庭医療は、一人の方を、コンテクスト(背景)を含めて全人的に診るために幅広い分野にわたるので、生涯学習が必要ですがとてもやりがいがあります。
多職種と協働して難しい課題にも最善を目指して対処をすることは楽しく、患者さん、ご家族にも感謝していただけ、笑顔に癒やされます。そのような経験を毎日積めることに感謝しながら診療しています。
今後もよろしくお願いいたします。

京都家庭医療学センター(KCFM)は、2007年に結成、京都で初めて家庭医の後期研修PGを開始し、2018年からは総合診療専門研修PGを提供しています。
これまでに家庭医療専門医を11名輩出し、2021,2022年度には総合診療専門医が1名ずつ誕生し、それぞれの事業所で地域医療のため活躍されています。また、現時点で、研修管理者会議の指導医は7名体制で、全員が日本PC連合学会指導医です。
2020年度からは世界基準の日本プライマリ・ケア連合学会認定 新・家庭医療専門医の研修PGも提供しています。
毎週のレジデントデイ、360度評価を含めた定期的な研修振り返り 、eポートフォリオによる作成指導に加えて、専門医試験対策として独自にCSA(クリニカルスキルアセスメント)、多肢選択問題の模擬試験も行っています。
地域に密着した家庭医/総合診療専門医を育て、家庭医療の実践と研究を絶えず行い、地域医療、地域住民の健康水準向上に貢献することをミッション(使命)としています。
近年は、健康の社会的決定要因(SDH)、ジェンダー平等、HPH(健康増進活動拠点病院)活動、気候危機対策にも積極的に取り組んでいます。
尚、2023/4から「京都家庭医療学センター総合診療専門研修プログラム」の基幹施設は、上京診療所から京都民医連あすかい病院に変更となります。
京都北部総合診療専門研修プログラムの基幹施設は、引き続き、京都協立病院です。

このホームページでは、KCFMの具体的な研修内容やセミナーなどの活動報告に加え、家庭医療/総合診療に関するトピックスや文献を紹介しています。

風景、建物、文化、食、人など魅力あふれる京都の地にて、一緒に家庭医療を実践しましょう。

2023年4月吉日
京都家庭医療学センター ふくちやま協立診療所
寺本 敬一