京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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2020年9月8日「レジデントデイ_学習会・褥瘡」

 

学習会:褥瘡

本日のレジデントデイは 8名の参加で行われました。
 近況報告では新規に加わられた先生の自己紹介から始まり、今話題の多いコロナ関連の話などで盛り上がりました。今回は専攻医持ち回りで行われている学習会では褥瘡についてレクチャーがありました。

 褥瘡とは、何らかの理由により、体重で圧迫されている部分の血流が悪くなってしまい、皮膚が赤くなったり、ただれや傷ができてしまうことを言います。「床ずれ」とも言われますね。普段高齢者を診察することが多い家庭医としては褥瘡とは切っては切れない存在です。
 レクチャーでは ポジショニング、栄養の大切さやスキンケアについて再確認できました。ポジショニングの基本としては体圧分散と除圧があり、体圧分散では点ではなく面で支えることが重要、圧抜きにはハーティーグローブというものを使ったりするそうです。
 褥瘡の評価の仕方としてはDESIGN-R、NPUAPステージ分類、ブレーデンスケールという評価の方法もあるとのことです。このような評価方法を知っておくことは治療方法に直結してきますので重要になってきます。
 
 スキンケアでは、創傷治癒には適度な温度・湿度が重要であること、軟膏治療の考え方(WETにするか、DRYにするか、抗菌作用があるか、肉芽組織の増殖促進作用があるか)、各種軟膏やスプレー、ドレッシング材の特徴と褥瘡の状態別の使い方についてまとめていただいており、効率よく確認することができとても勉強になりました。

キーワード:レジデントデイ、学習会、褥瘡
記事作成者:前川高洋