京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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日本医療マネジメント学会2025で優秀演題賞をいただきました!!

2025年10月11日に京都テルサで開催された「第22回日本医療マネジメント学会京滋支部学術集会」に参加しましたので報告します。

 日本医療マネジメント学会は、すべての職種や部署が日々の医療活動の中でマネジメント(管理)をした内容を報告しあう学会です。最近のトレンドはやはりデジタルトランスフォーメーション(DX)や生成AIを使っていかに人不足の中で医療の質を担保するか、です。

 基調講演では、旭川日赤病院の牧野憲一先生の発表で、訴訟になりやすい医療行為についてのお話があり、参考になりました。「質管理は笑顔から」が印象的でした。

また、講演の中で、当院で採用しているAI問診のランチョンセミナーもありました。講演の中では、患者さんとのやりとりを録音し、それをテキストに起こすだけでなく、SOAP形式に変換する作業を実装したアプリの紹介がありました。最近は医学用語やカタカナの処方薬についてもかなり精度高く変換してくれるようで、実用性が高くなっていることに唸りました。

また、以前からRPA(Robotic Process Automation)について見聞きしていましたが、医療機関でもかなり実用化されていることを知り、是非当院でも検討したい、と感じました。

最後に、今回私が発表した「コロナ禍に導入した全職種型メンター制度による組織開発とメンタル・サポートの試み」は、優秀演題賞をいただくことができて大変良かったです。

今回の学びを現場にフィードバックし、是非多くを取り入れて活動を活性化、効率化していきたいと感じました。

報告者)京都協立病院 玉木 千里

キーワード

#デジタルトランスフォーメーション(DX) #生成AI #AI 問診 #RPA(Robotic Process Automation) #メンタ-制度 #メンタルサポート