京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

PF検討 リハビリテーションと、予定外妊娠への対応

2025/8/12 レジデントデイ報告

【輪読会】遠位コンテクストについて

【近況報告】宮川先生:林業と振動病→思ったより厄介で難治性。患者のQOLも著しく下げる。

【レジデントデイ】ポートフォリオ検討会

三上先生:「リハビリテーションと障害」で作成。89歳女性、左手をついて転倒した際に左上腕骨近位端骨折を発症。リハビリテーションの結果、歩行距離は改善したが段差を上ることが難しいので、自宅ではなく介護医療院に退院。その後悪性腫瘍で亡くなられた。

ディスカッション:

・自宅に退院できたらなおよかった。自宅の改修など行って段差を解消し自宅へ帰れないかという議論はあったか?

・リハビリで一番大事なのは目標設定。リハスタッフとのディスカッションはどうだったか?

・ICF(国際生活機能分類)に基づいて評価を行うと、リハビリの目標設定がしやすい。

・悪性腫瘍が最初から存在していたのなら病的骨折の可能性もある。

・ふらつきの原因は何か?失神ならASが関係?ASに関してはTAVIの適応は?高齢でもADL自立で症状があれば適応あり。

・患者の希望や解釈モデルについて触れられていない。「患者は満足した」とあるがどう満足したのか?

奥田先生:「セクシャルヘルスを考慮したケア」で作成。生活習慣病で通院中の30代女性が突然妊娠。背景にSDHあり、糖尿病合併妊娠、慢性腎臓病合併妊娠とハイリスクであり高次医療機関と連携した。同居家族も健康問題を抱えており入退院繰り返している。加重型妊娠高血圧にて緊急帝王切開。よかった点としては、妊娠判明後、早急に患者背景の情報を集め、多職種連携のもと最善のケアを提供できた点。しかし情報収集にかなり時間を要し外来は毎回1時間かかっていた。今回の事例ではプレコンセプションケアが出来ていなかったので、今後同様の症例を担当したときにはその点も考慮したい。

ディスカッション:

・複雑困難事例であることは間違いないが、セクシャルヘルスというテーマで書くならある程度ポイントを絞った方がよい。

・プレコンセプションケアは重要だが、どのタイミングで発動すべきかが難しい。偏見で

パートナーがいないだろうなどの決めつけも良くない。抵抗を減らすために「女性には皆さん配ってます」などと言って、パンフレットのようなものを渡すのもありか。

・最初の段階でパートナーの有無を聞いておくのもよいか。

参加者:山田先生、玉木先生、宮川先生、奥田先生、三上先生、大西先生、山形

#レジデントデイ #リハビリテーション #国際生活機能分類(ICF)#セクシャルヘルス #プレコンセプションケア