京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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総合診療テキストブックの輪読会:第一弾!!

 今週のレジデント・デイは、輪読会として、総合診療のテキストの読み合わせを行いました。
 先月にビデオレビューがあるなど、医療面接について意識する機会が多くありましたが、今回、テキストを読み合わせ、指導医と実際的な会話を重ねていく中で、改めて自身を振り返る機会にもなり、無意識的にやっていたことや意識できなかった点を想起するいい機会となりました。
 個人的に今回一番印象に残ったことは、「受診後に医師の話の多くは忘れてしまう」や「一般的には最初に説明したことが頭に残りやすい」という研究的な事実と、自分自身の出来る限りもれないように伝えようとする意識との間に、ギャップがあると気づき、今後はポイントを絞ることや伝えるタイミングなど伝え方にもっと意識のウェイトを置こうと考えました。
 また、今後の向上のためには、自身の診療やコミュニケーションを“メタ認知”する重要性も強く感じました。

キーワード:#レジデント・デイ、#輪読会、#医療面接、#コミュニケーション
記事作成者:山本侑吾