京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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「行動変容ステージモデル」レクチャー

 本日のレジデント・デイは5名参加で、近況報告、行動変容学習会を行いました。
 近況報告としては、出産や子育てにまつわる話題で盛り上がりました。特に、子供と一緒に遊べる場所は、ありそうでなかなかなかったりするので色々情報交換できました。個人としても家庭医としても重要な課題ですね。他に、コストコに買い物に行った話や総合診療専門研修のサブスペシャリティーの話などが出ました。
 その後、三上先生から「行動変容ステージモデル」についての学習会がありました。Stage of Change Therapyという論文をもとに、TTMについて学習しました。「前熟考期に対しては、consciousness raising therapyが有用」「いきなり行動機に飛躍しようとすると困難なことになる」「行動変容は大概、線形に進まず螺旋形もしくは循環の形をとる」「1ヶ月以内に次の段階へ進むことで、治療を初めてから6ヶ月以内に行動変容を実行する確率が2倍になるとの報告もある」などの学びがありました。
 来週は、外部の方にも参加していただき、ビデオ・レビューの評価を行う予定です。また、時間があれば、ポートフォリオ検討や輪読会も行う予定です。来週もよろしくお願いします!

キーワード:#レジデント・デイ #行動変容 #行動変容ステージモデル#consciousness raising therapy
記事作成者:高木幸夫