京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

トピックス

秋季セミナーでのLGBTQsセッション参加報告

 9月24日(土)、25日(日)に開催された日本プライマリ・ケア連合学会秋季生涯教育セミナーの2日目だけオンサイト参加しました。
 参加したセッションは、
#コミュニティホスピタルを動かす重要評価指標(KPI)とは?
#2022年度田坂賞受賞記念講演
#実践! ひとりから始めるLGBTQsフレンドリーな医療機関です。
このうち、LGBTQsのセッションについて報告します。本セッションは、「LGBTQsフレンドリーな医療機関づくりのための知識と実践」をテーマに、「まるクル」https://note.com/id_med2020の運営責任者である金弘子先生によるワークショップでした。
1時間半のセッションの中で、SOGIや「カミングアウト」、「アウティング」などについての4回の講義とそれに続くワークがあり、講師の方とインタラクティブにスモールグループで議論ができました。同じグループ内には2名の民医連の若手の先生がいたことに驚きました(一人はなんと釧路からの参加!)。
各講義で得た知識をその後のワークで現場での落とし込みための方略を議論する形式となっており、現場での実装を意識することで実用性に耐えうる学びに繋がりました。
またセッション後には、「まるクル」オリジナルのレインボーバッヂを始めとした珠玉のお土産をいただき、企画責任者の金先生には、LGBTQsの当事者の方々ともつなげていただけることになりました。収穫の多いセッションに参加できてとても満足できました。
すでに当事者の方との第1回面談は終了し、今後は更にレクチャーの伝達を現場に広げていく予定です。
Key word:#LGBTQ #SOGI #重要評価指標(KPI)
報告:京都協立病院  玉木 千里