京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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専攻医ビデオレビュー&精神疾患がある患者に進行がんが見つかったら?

 本日のレジデントデイは6名参加で、近況報告に始まり、ビデオレビューとポートフォリオ検討を行いました。
 近況報告としては、出産を間近に控えた話、オリンピックさながらボードゲームでも各国の人と戦える話、猛暑のなか子供とどう過ごすか、入院で関わった喫煙患者の訪問診療を開始したこと、連休中に読んだジョブズの伝記の話、大学の講義は変わらずオンラインのままで、中には日本に留学しているが、日本国内に入れていない人もいるという、そういった話が挙がりました。
 ビデオレビューでは、マスクやフェイスシールドで声がこもらないように注意すること、画面を共有すると理解しやすいこと、タイムマネージメント、患者の健康意識なども考慮し話に焦点やストーリーをつけるなど、今後、意識したい事柄がいくつも挙がりました。今回は、外部のコミュニケーションの先生も交えてであり、別の視点からの意見もあり、ありがたかったです。カメラを意識しすぎてしまうことはありましたが、客観視できることは意義深いと感じました。
 ポートフォリオでは、精神疾患があり、コミュニケーションが十分に取りにくい患者に進行した乳癌が見つかり、どう伝えたか、今後診療していくかを検討しました。その中でも、残された患者家族のケアの視点も交えて意見を出し合いました。
 来週は振り返りやSEEAを行う予定です。よろしくおねがいします!

キーワード:#レジデント・デイ、#ビデオレビュー、#ポートフォリオ検討
記事作成者:山本侑吾