京都家庭医療学センター

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Kyoto center for family medicine (KCFM)

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ポートフォリオ入門レクチャー②・症例検討(認知症の独居高齢者)

ポートフォリオ入門レクチャー資料。患者中心のケア・家族志向のケアの資料です。
入門レクチャー資料

 今日のレジデントデイは4名参加で、近況報告に始まり、「患者中心の医療・ケア&家族志向のケア」ポートフォリオレクチャーと症例検討を行いました。
 近況報告としては、病棟に慣れてきたことや自分のケアの大切さ(飛行機の緊急時の酸素マスクも子供と乗っても自分からしないと、何かあったら子供に付けてあげられないですね)、祖母が元気に過ごしているという話、大原に小旅行に行った話、上京診療所でのコロナワクチン接種に向けてのシュミレーションを実施した話などが出ました。
 ポートフォリオの入門レクチャーでは、「患者中心の医療・ケア」と「家族志向のケア」を説明いただきました。PCCMの基本的な考え方やFIFEの具体的な尋ね方の例など、それらを実臨床で自然に意識しやすい手法などが知ることができました。自身の診療でも、もっと意識したいと思いました。
 症例検討では、独居の認知症が進行し、情報が少ない中で訪問診療が導入された症例の情報収集のアプローチや評価、今後起こりうることの対策まで、いろんな方面から意見があがりました。
 来週は、第3回目のポートフォリオ入門レクチャーと症例検討もしくはポートフォリオ検討、学会発表の予演等を予定しております。よろしくお願いします。

キーワード:ポートフォリオ、患者中心の医療・ケア、家族志向のケア、レクチャー、症例検討、認知症
記事作成者:山本侑吾